NFTゲーム『トレサカ』 稼げる仕組みは?実際の稼ぎ方やリスクを解説

『トレサカ』というNFTゲームを始めました。『トレサカ』はJリーグトレーディングサッカーの略で、実名Jリーガー選手を使ったサッカーカードゲームです。選手のカードを集めてオリジナルのチームを作って対戦するゲームとなっています。

NFTゲームという言葉を聞いたことはありませんか?

NFT(エヌエフティー)はNon-Fungible-Tokenの略で、『代替不可能なトークン』という意味の言葉です。

簡単に言うと、偽造や改ざんが難しいデジタルデータのことです。偽造や改ざんができないためデジタルデータに資産価値が付き、実際のお金でデータが取引されるのです。

NFTは、昨今のデジタル化した社会で最も注目されている事の1であることは間違いないでしょう。

そして今回は、1月末に正式にリリースされたNFTゲームである『トレサカ』の仕組みを解説していきます。

目次

トレサカのカードには2種類のカードが存在する

左:Limited 右:Unlimited

トレサカにはLimited選手カードとUnlimited選手カードの2種類のカードが存在します。上の画像を見ていただければ分かる様に、同じ選手カードで同じレアリティであればLimitedカードとUnlimitedカードのステータスは同じです。

トレサカコインを使用して購入するカードパックから排出されるのがLimitedカードで、トレサカポイントを使用して回す事ができるポイントガチャから排出されるのはUnlimitedカードです。

もちろんトレサカポイントとトレサカコインはどちらも無課金でも獲得はできます。しかし、トレサカポイントはミッションや試合消化で比較的簡単に手に入るのに対して、トレサカコインは少々入手難易度が高いです。また、トレサカポイントガチャは1回100ポイントで回す事ができるのに対して、パック購入は1,500コインを必要とするため無課金ユーザーが頻繁にパックを購入する事は難しいでしょう。

トレサカのカードに資産価値が生まれる理由

トレサカの選手カードには資産価値が生まれます。主に資産価値が生まれるのはLimited選手カードです。

どうしてトレサカのLimited選手カードには資産価値が生まれるのでしょうか。理由は主に3つあります。

トレサカのカードに資産価値が生まれる理由は?
①1種類のカードごとに発行数が決まっているから
②同一カードを複数消費する事で上位レアリティと交換できる
③NFTカードには識別番号があるため不正ができない

①カードの発行枚数の上限が決まっている

トレサカのLimitedカードは1種類のカード事に発行枚数の上限が決まっています。

SRを例にすると、1週間にSRカードは1選手あたり20~40枚の発行数が上限です。それ以上は購入希望者がいたとしてもカードパックから発行される事はありません。発行上限に達した選手は売り切れと表記されます。

パック販売スケジュール

ヴィッセル神戸のイニエスタ選手は人気が高く、川崎フロンターレの家長選手はゲーム内で一番ステータスが高いため人気が高く補充されてもすぐに売り切れとなります。

②同一種類のカードを複数枚消費すると上位レアリティへランクアップ交換ができる

ランクアップ交換

Limitedカードは同一選手カードとその選手と同クラブの同レアリティの選手を消費することで、ワンランク上のレアリティの選手カードを手に入れる事ができます。

上の画像のイニエスタ選手を例に挙げますと、イニエスタ選手SR Limitedカードを4枚とヴィッセル神戸のSR Limited選手カードを4枚の合計8枚のカードを消費することでSSRのイニエスタ選手にランクアップ交換する事ができます。

【ランクアップ交換レア度別】

R→SR:同一のR選手4枚+同クラブのR選手4枚

SR→SSR:同一のSR選手4枚+同クラブのSR選手4枚

SSR→UR:同一のSSR選手3枚+同クラブのSSR選手3枚

ランクアップ交換するためには複数の同一選手カードが必要となります。しかし、人気の選手カードは自身で複数枚集める事は困難なため、NFT化して販売されているカードを購入する事が入手の選択肢の一つとなります。また、ランクアップ交換でカードが消費されることで同一カードの流通量が少なくなるため1枚あたりの価値は上昇します。

レア度が高ければ高いほどステータスも高くなるため、上位のリーグで勝つには必然的ににSSRやURカードが必要となります。そのため、選手をランクアップさせるためにNFTマーケットで購入してでも選手が欲しいユーザーが現れるのです。

③NFT化されたデータは不正に取引できない

カードをNFT化すると、カードに識別番号が与えられます。番号は同一カードのNFT化した順番に#0001から順番に割り振られます。

以下の画像は私がNFT化した稲垣祥選手のデータです。

上の画像の稲垣祥選手には#0005と表記があります。これは、稲垣祥選手のSR Limitedで5枚目にNFT化されたカードということとなります。同一選手の同一番号のカードは存在する事はありません。なので、LINE NFT上で稲垣祥選手の#0005を見かけた場合は管理人バーラルが販売している稲垣選手もしくは、私の手元から放出された稲垣選手ということになります。

この識別番号は、分かりやすく言うとお札と同じです。世の中に複数枚ある1,000円札や10,000円札には1枚1枚に番号が振られていますよね。この番号がある事で偽造等の対策にもなりますし、若い番号の場合はそれだけで価値が付くこともあります。

また、識別番号ごとに取引履歴が残るため、どのユーザーからどのユーザーに何円で売却されたかなどの記録も管理されます。そのため不正に偽造する事は極めて難しいです。これが冒頭で説明したNFT(Non-Fungible-Token)-『代替不可能なトークン』のシステムの一つなのです。

『トレサカ』の稼ぎ方

トレサカで稼ぐ(カードを換金する)方法は以下の流れになります。

①LINE BITMAX Walletに登録する

②LINE NFTに登録する

③LINE Payの登録と本人確認をする

④ Limitedカードを入手する

⑤Limited選手をNFT化する

⑥LINE NFTで売却する

(①〜④の順番は不問)

①LINE BITMAX Walletに登録する

まずはLINE BITMAX Walletに登録します。LINE BITMAW Walletに登録をしないとカードにNFT化を行う事ができまん。

NFT化したデータの売買は日本円または仮想通貨で取引が行われます。仮想通貨での取引をされるユーザーはLINE BITMAXで本人確認が必要となります。本人確認には数日かかる事がありますので早めに登録しておきましょう。

あなたのカードを購入したいユーザーが仮想通貨を希望されていた場合、あなたのNFTが仮想通貨に対応していないと販売機会ロスになる事があります。特別な理由が無い限りは本人確認まで行う事をおすすめします。

もちろん仮想通貨も現金化できますよ。

②LINE NFTに登録する

次はLINE NFTに登録します。NFT化したカードはLINE NFTのマーケットで売却する事となります。

③LINE Payの登録と本人確認

日本円でNFTを売却した際はLINE Payに売却益が入金されます。日本円での取引を行うにはLINE Payの登録と本人確認が必要となります。

LINE Payに入金された販売益は銀行に振り込む事も可能です。

④『トレサカ』でLIMITED選手を獲得する

準備が整ったらトレサカでLimited選手の獲得をしましょう。(この工程が一番最初でも問題ないです)

Limited選手の獲得方法は3種類あります。

【Limitedカードの入手方法】

①パック購入

②オファーで獲得する

③LINE NFT マーケットで購入

❶パック購入

パックは1パック1,500トレサカコインで購入する事ができます。1パックの中身はSR1枚とRが4枚です。

パックの中身は完全にランダムではなく、以下のようにランダムに5パックが表示されます。

その中から購入したいパックがあった場合は選択して購入できます。購入したいパックが無かった場合は10分間経過後に購入が締め切られます。購入をせずに10分が経過した場合はコインが消費する事はありませんので安心して下さい。

なので、欲しい選手のパックがパックアップされるまで何度も挑戦しましょう。

ただし、人気の選手は毎週すぐに上限数が売り切れてしまうので購入は早めにどうぞ。

❷オファーで獲得する

パックで購入する以外に、オファー機能を使って他のユーザーが保有している選手の獲得を打診する事ができます。

オファーはトレサカコインを使用します。

オファーは24時間ごとにエージェントがランダムにピックアップするため、欲しい選手をオファー出来るとは限りません。

また、人気の選手であると間違いなく最低移籍金額だと獲得できませんので、オファーする金額は相手の立場になって考えてみましょう。

❸LINE NFT マーケットで入手する

LINE NFTマーケットで獲得する事ができます。販売する事ができるということは、もちろん購入もできます。

価格設定を間違えてしまった掘り出し物が存在する事があるので定期的にチェックしましょう。

購入時の決済はLINE Payもしくは仮想通貨となります。

⑤カードをNFT化する

選手カードをNFT化するためにはいくつかの条件があります。

【NFT化できる選手】

❶Limited選手であること

❷選手カードのレベルが10以上であること

❸ロックされていないこと

❹契約が切れていること

❺選手がスタメン、サブメンバー、登録メンバーとなっていないこと

契約期間が残っている状態で控え選手となっている場合は、1度編成(スタメン・サブメンバー・登録メンバー)に入れてから、再度控え選手と入れ替えると契約期間を終わらせる事ができます。

以上の6つの条件を満たした選手はNFT化をする事ができます。全ての条件を満たすと下記画像のように選手詳細の右下にあるNFT化の部分がタップできるようになります。

NFT化するには50トレサカコインが必要となりますので、NFT化の前にトレサカコインの残高を確認しましょう。

NFT化が終わるとLINE NFTのプロフィール画面にある保有中に反映されます。反映されていたら次の工程に映ってください。

⑥LINE NFT で販売する

LINE NFTの保有中商品を開きます。

(LINE NFT > プロフィール > 保有中 )

まずは、販売したいカードデータがあることを確認し、販売するカードを選択します。

選択すると選手カードの詳細が出てきます。下にスクロールしてします。

上の赤枠ので囲った出品するを選択します。

次は商品の金額を選択する画面が出てきます。

LNか円での選択をしてください。LNは仮想通貨です。購入者も分かりやすいにでひとまず円を選択して良いかと思います。

ちなみにどちらを選択したとしても、購入者はどちらの通貨でも購入する事ができますので安心してください。

続いて、金額を設定し、一番下の確認するを選択してください。

あとは複数回確認画面がでますが、間違いがなければ無事にNFTカードは出品完了です。

あとは売れるのを待ちましょう。

今後のトレサカのNFT市場はどうなるの?

トレサカは、自分で作ったドリームチームでリーグ戦を勝ち抜き、トップリーグ優勝を目指すゲームです。リーグ戦は1週間単位で行われます。月曜日から土曜日は1日3試合が行われます。日曜日はシーズンオフとなり、試合が行われないためチームの獲得や強化に使うと良いかと思われます。

1週間のリーグ戦の成績に応じて翌週のリーグが昇格するか降格するかが決定します。1週間単位で行われるJリーグだと思っていただくと分かりやすいかと思います。私は現在J2class3で奮闘していますが、J3の上位リーグ時から勝てないチームがちらほらとでてきました。

もっと上位リーグで勝利するためにはSSRカードやURカードが必要となります。そのため、上位リーグでプレーするユーザーが増えれば増えるほど人気選手やステータスの高い選手のLimitedカードはランクアップ交換をするために需要が高まります。カードの需要が高まる事は資産価値の上昇が見込まれます。また、今後Jリーグから海外へ移籍した選手の価値も上がることが想定されます。

NFT選手カードを売買したり獲得交渉をするというゲーム性は実際のサッカー市場のようでわくわくしますね。

一方、トレサカは2023年1月末に正式リリースされたばかりのゲームで、NFT化できるようになったのは2月下旬です。現在はNFT化をしてカードを販売しているユーザーが少ないため売買が順調に行えますが、NFT化をして販売するユーザーが増えた場合は価格バランスが崩れて価格が下落していく恐れもあります。

私は過去にSTEPN(ステップン)というNFTゲームで50万円近くの損失を出した事があります。NFTゲームの市場はサービス開始からユーザーが増えている間は資産価値が増えていく傾向にありますが、ユーザーが離れていくと一気に資産価値が減少します。

投資対象としてお考えの方はリスクが非常に高い事は理解しておきましょう。

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